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週間ワールド ヘルス トピックス
2006年7月31日 発行
(毎週月曜日発行)
歯周病が運動で予防できる!?
今回は、「歯周病が運動で予防できる!?」です。ではスタート!
アメリカでは歯周病にかかっている人は全人口の30%を超えているといわれています。日本でも歯周病のピークは55−64歳でとなっており、55−64歳の約50%は歯周病となっています。
歯周病は歯茎への細菌感染から歯を失うという結果にもなりかねない状態です。さらには心臓疾患や糖尿病の原因にもなる可能性があります。
歯周病の予防方法といえば、歯磨きとフロスにより口の中を清潔に保つ習慣をつけるしかないと考えられていましたが、ケース・ウエスタンリザーブ大学の研究で、運動を定期的に続け、健康な食習慣を身に付け正常範囲の体重を保っている人は、この歯茎の疾患にかかる率が40%も低い事が認められたのです。
この研究では、第3回全米健康・栄養調査(NHANESV)に参加した12,000人以上について、摂取した食事、運動、身体活動に関する質問への回答を調べました。その結果健康的な生活を送っている人、つまり定期的な運動、健康に良い食生活を続けている人の場合は、歯周病の率が40%少なかったのです。
理由として、この研究グループは運動によって血液中のCリアクティブ蛋白質が減少するという事実を挙げてます。Cリアクティブたんぱく質とは心臓での炎症に関係するたんぱく質だが、同じように歯周病にも影響します。
さらに、健康に良い食習慣は、疾患に対する抵抗力を高めるだけでなく、歯垢の蓄積も抑えるのです。歯垢の蓄積は疫学的に歯周病との関連が指摘されています。
歯周病の予防に最も効果があるのは、生涯を通じて、定期的に運動し、健康に良い食習慣を継続し、歯の衛生を保ちつづける事でしょう。
参考文献:
厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2006/06/h0602-2.html
July 2006 MUSCLE&FITNESS
AL-Zahrani,M.S.,et al. Increased physical activity reduces prevalence of periodontitis. Journal of Dentistry 33(9):703-710,2005.
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