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週間ワールド ヘルス トピックス
2005年10月10日 発行
(毎週月曜日発行)
ビタミンAは自然の日焼け止め?
こんにちは!坂本です。
先週は、深夜放送していた「24」シーズンVにどっぷりはまってしまい、少々寝不足気味なので、今日は体育の日ですが、しっかり寝ようとたくらんでおります。最初はこんなに続けて見るつもりは無かったのですが、あれよあれよと言う間にすっかり緊張感たっぷりの内容に引きずり込まれてしまいました。まだ見ていない人にはぜひお勧めの1本、いや、24本です。製作会社の回し者ではございませんが、シーズンWもDVDやビデオで絶賛レンタル開始中!!らしいので是非見ようと思います。「24」を見ようという人は、日常のお仕事に支障が出ない程度に楽しんでくださいね。
さあ今回は、ビタミンAが日焼けのダメージからお肌を守ってくれると言うお話です。ではスタート!
研究で日光浴(通常1週間2〜3回、1日当たり5〜10分)により、我々の体がビタミンDを作るのを助けて、心臓病やガンさえ含む多くの病気から保護し、我々の健康に不可欠なことが明らかになりました。しかし、反対に過剰に日光浴を続ければ、様々なダメージ、特に皮膚へダメージを与え健康を損なってしまう事はよく実証されています。この皮膚へのダメージは、アメリカ国内で年間100万以上の皮膚ガンを新たに作り出しています。
現在、新しい研究では、ビタミンAが自然な形で我々を保護してくれるかもしれないと言う結果が出てています。
ビタミンAの不足は、失明を含む目の深刻なトラブル、我々の免疫系力低下、感染症の増加、貧血症、成長不良等様々な症状を引き起こす事で知られています。世界中では、学業年齢に達しない4歳以下の子供達1億2700万人と、妊娠中の女性720万人がビタミンA不足におちいっていると推測されています。
研究において、日光により皮膚へ激しいダメージを受けた130人の患者は、1年間、1日のビタミンA摂取を25,000IU、50,000IU、75,000IU、又は偽薬グループとして、4つのグループに分けられました。実験の初めと、実験終了後(1年後)に生体組織検査が行われ、患者の皮膚ダメージが計測されました。
研究の初めと終わりの皮膚ダメージを比較すると、偽薬グループでは25%の被験者の皮膚ダメージが減少し、25,000 IUグループでは65%被験者が減少、50,000 IUでは81%、75,000 IUでは79%と言う結果になりました。さらに以上4つのグループでは重要な中毒反応は、何も報告されませんでした。
研究者によると、「今回の研究データは、口径摂取されたビタミンAは皮膚ガンエージェントとして効果的であることを示唆している」、と発表しています。
さあどうでしたか?
ビタミンAのしっかりとした摂取は、お肌にとってとても重要なものなんですねー。お肌をきれいに保ちたいと言う事は、特に女性にとって願いの大きいものでしょう。とはいうものの、脂溶性ビタミンなので過剰な大量摂取は害になってしまう可能性もでてきます。研究でも50,000IU以上の摂取では効果が上がっていない事からも、個人個人の必要性によりますが、飽和量があるでしょう。各自が必要量を見極め、適量を利用していきましょうね!では。
See you next week...
参考文献:
・ Holick MF. Sunlight and vitamin D for bone health and prevention of autoimmune diseases, cancers, and cardiovascular disease. Am J Clin Nutr. 2004 Dec;80(6 Suppl):1678S-88S. Review
・ Fry RJM Ultraviolet radiation-induced skin cancer Conti CJ Slata TJ Andres JP Klein-Szanto JP eds. Skin tumors: experimental and clinical aspects, 321-37, Raven Press 1989
・ Johnson TM, Dolan OM, Hamilton TA, et al Clinical and histologic trends of melanoma. J Am Acad Dermatol, 38: 681-6, 1998
・ Alberts D. Safety and Efficacy of Dose-Intensive Oral Vitamin A in Subjects with Sun-Damaged Skin. Clin Cancer Res 2004 10: 1875-1880
・ Sommer A & West Jr KP (1996): Vitamin A Deficiency: Health, Survival and Vision. New York: Oxford University Press
・ West Jr KP (2002): Extent of vitamin A deficiency among pre-school children and women of reproductive age. J. Nutr. 132, 2857S-2866S
・ By Greg Arnold, DC, CSCS, July 25, 2005, abstracted from “Safety and Efficacy of Dose-Intensive Oral Vitamin A in Subjects with Sun-Damaged Skin” in the March 2004 issue of Clinical Cancer Research
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