8種 腸内有益細菌
現在、自閉症の発症率は、地域によっては1,000人中、最大6人に達している。自閉症は、コミュニケーションや社会との関わりに困難を伴うことを症状とし、数多くの自閉症患者は、腹部膨満感、腹痛や下痢にも苦しんでいる。
「自閉症の子供たちの腸内には、クロストリジウムという『悪玉』菌が通常よりも多いことが判明している。」こう説明するのは、レディング大学(英国)のGlenn
Gibsonだ。そこで彼は、腸内のクロストリジウムのレベルを下げるプロバイオティクス補助食品によって自閉症の症状の一部を緩和させたいと考えている。
Gibsonは、クロストリジウムが自閉症の原因だとは言っていない。自閉症という複雑な疾患には、遺伝的要因と環境要因の両方が関係している可柏ォが高く、今のところ、原因はわかっていないのだ。ただし、クロストリジウムが作り出す有毒な副産物が血液中に取り込まれ、それが脳に達し、自閉症の症状の一因となっている可能性はある。
「このような腸に関する症状に対応できる、というのが最も有望と考えられる結果だ。もし精神的症状の緩和にも役立てば、それはプラスαの効果となる。(Gibson)」
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