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| 鳥取大学の平野教授グループ 一方のウサギに高コレステロールを含んだ飼料を与え、もう一方のウサギには高コレステロール飼料のほかに2%のキトサンを与えて39日間飼育した後に解剖してみると、キトサンを与えないウサギの肝臓は赤茶色に変色し明らかに脂肪肝・肝炎となっていますが、キトサンを与えたウサギの肝臓は全く脂肪肝も肝炎も見受けられず正常な肝臓でした。 医学博士松永亮先生 キトサンがB型肝炎とC型肝炎の治療に効果があり、インターフェロンの副作用も抑えるとの臨床報告をされ、そのなかでキトサンはB型肝炎とC型肝炎のウイルスの活動を抑制して肝機能を高め、病状が好転すると分析しています。 工学博士景世兵先生 慢性B型肝炎の患者を対象にした水溶性キトサンの臨床実験。水溶性キトサンを3ヶ月から6ヶ月まで経口投与し、患者の経過観察を行い、それらの臨床データを統計処理したところ、水溶性キトサンによる臨床効果が認められました。肝機能の指標GOTやGPTの数値は治療前よりかなり低下しました。また、高ALTの患者のALT値が100%改善されました。そのなかには、食欲もなく腹水が溜まり黄疸もでている患者が多かったのですが、治療の後ほとんどの患者の食欲、体力が改善され、黄疸も消えました。 |
| 鳥取大学の平野教授の研究グループ ガンを発生させたマウスにキトサンを投与したところ、急激に腫瘍が縮小する事実を確認しました。 北海道大学免疫研究所東市朗所長の研究グループ 実験によってキチンのガン転移阻止作用を確認すると同時に、免疫活性化作用を確認しました。 愛媛大学の医学部の奥田教授らのグループ キトサンが、ガン毒素の一つであるトキソホルモンLの毒作用を抑制する事実を発見しました。 工学博士景世兵先生の研究 ガンを発生させたネズミを用いて実験を行ない、その結果、キトサンのガン抑制率は90%以上であることを確認、さらにキトサンを経口摂取することで、体内に蓄積した各種の発ガン成分を吸着除去する作用を持つことを実証しました。 |
| 水産庁の委託により、愛媛大学の奥田教授・広島女子大学の加藤教授らの研究グループ
動物実験では、正常ラットと自然発病高血圧ラットに食塩とアルギン酸(食物繊維)を与えます。アルギン酸の投与によってナトリウムの糞排泄が増加するが血圧上昇は抑制されなかった。その後、キトサンを投与すると塩素の糞排泄を増加させ血中アンジオテンシン1変換酵素活性を低下させ、正常ラット、高血圧ラットのいずれも血圧上昇が抑制されました。 一方、ヒトの実験では健康成人男性7人に高塩食を食べさせて、1時間後、3時間後に採血して、食前の摂取血液と比較しました。1時間後の血液中には塩素が上昇しており、ナトリウム量は変化がありませんでした。アンジオテンシン1変換酵素は活性化されていました。3時間後には全員とも、元通りの値に戻っていました。1週間後、全員に同じ実験を行いました。ただし今度は食事の直後にキトサンを服用させました。すると1時間後、3時間後とも塩素は増えていませんでした。アンジオテンシン1変換酵素の活性化もおこらず、血圧の上昇もおこりませんでした。 |
| 鳥取大の平野教授 動物実験で血中コレステロール及び中性脂肪値の減少効果を確認。 九州大学の菅野教授 菅野教授はキチン・キトサンにコレステロール降下作用を発見しています。これは食物繊維のうちでもコレステロールを下げる作用のあるペクチンと比較してもより強力です。同教授は肝臓へのコレステロール沈着にもキチン・キトサンは強い抑制作用が期待できると報告しています。 国立健康・栄養研究所 キチン・キトサン添加のビスケットを18歳から23歳までの男性8人に2週間食べさせた結果、2週間後には総コレステロール値が平均約7%低下しました。そして3週間目から、キチン・キトサンを添加しない普通のビスケットに切り替えたところ、4週間目からコレステロール値が増加し始めました。キチン・キトサン添加のビスケットを食べた週には、被験者の糞便中に胆汁酸が増加しました。 |
| 免疫 |
| 鳥取大学平野教授 最初キチン・キトサンの免疫強化作用を報告したのは平野教授です。マウスの皮膚にガン細胞を移植しキチン・キトサンを投与、比較した実験で証明しました。 愛媛大学の奥田教授 39名にキチン・キトサンを投与したところ、NK細胞の活性が確認されたと発表しました。 |
| 摂南大学薬学部の研究グループ マウスを使った実験でキトサンが生体のダイオキシン吸収を阻害して排出を促進、脂肪中のダイオキシン濃度を大幅に減らす効果があると発表しました。 |
| 景世兵工学博士 博士はキトサンを利用した経口吸着材の研究でキトサンが化学合成薬品の副作用を軽減し、尿素、アンモニア、クレアチニン、尿酸などの窒素の老廃物に対して選択的に吸着除去することを実証しました。また、酸性中分子に対して90%以上、リン酸化物質に対しても効率よく吸着除去することも報告されました。さらに景世兵博士が動物実験で腎臓機能改善、貧血改善などの効果も証明され、さらに腎臓病の臨床を実施したところ次のようなことがわかりました。 a 患者の体の各系統に対する水溶性キトサンの影響について綿密な観察を行った結果、不良な副作用が一切認められなかった。 b 血液透析患者への水溶性キトサンの経口投与は、赤血球濃度の上昇、貧血の改善、体力の増強および尿毒症症状の軽減などの効果をもたらした。 c 腎不全合併症患者への水溶性キトサン経口投与によって、腎不全患者の腎機能を改善することが明らかになった。 |
| 信州大学繊維学部の阿部康次教授らの研究グループ キチン・キトサンをベースにした高分子複合体を基材に用い、歯と歯茎の間でクッションの役目を果たしている歯根膜細胞を、骨あるいは肉に、増殖・分化させることに成功しました。基材を歯の周りに塗ることで、歯根膜細胞を増殖させ、目的によって骨、肉として再生します。歯周病治療薬、歯科インプラント材、骨インプラント材などへの応用が期待されています。 |
| 物質・材料研究機構、東京医科歯科大学、多木化学が参加の共同研究グループ
研究グループは、事故などにより切断された神経の自己再生を助ける新材料を開発した。カニの腱を素材とするキトサン製チューブで切断された神経をつないでおくと、神経が再生して結び付くというもの。実験では、ラットの座骨神経を切り取り、神経の両端を1.5cmほど離した状態で包み、チューブと神経を縫いつけたところ、チューブで保護された切断面から神経が再生され、1ヶ月で結びつき、さらにここから筋肉につながる細かい神経が成長して2〜3カ月後には完全に元の機能を回復した。 ※キトサンは体内で分解する性質があるため生体となじみやすく安全性も高い。 |